夏のエアコン節約術について

暑く、すごしにくい日が増えてきました。

エアコンは使い方を間違えれば、余分な電気代が掛かります。

今回は7月のDMで紹介したエアコン節約術をもう少し詳しく解説します。

 

 

●暑い日中はまめなON/OFFより自動モードでつけっぱなしの方が良い。

エアコンは立ち上げ時に必要な温度まで急速な運転を行うため、この時に
通常以上に電気を食います。30分程度の外出であればつけっぱなしで
居る方が無駄な電気を消費しないのです。
また、自動モードにしておけば部屋の状況を見て強弱を切り替えて
くれるので節電になります。

 

●冷房より除湿の方が基本的にはお得

除湿(ドライ)は2種類の方法があります。古いものは弱冷房除湿のみで
ある事がほとんどですが、最近のものには再熱除湿という方式もあります。
「弱冷房除湿」は湿度と気温を下げます。肌寒く感じることがあります。
「再熱除湿」は湿度だけを下げます。名の通り温め直してちょうどいい
温度にすることで快適性を上げたものです。その分電気代がかかります。
電気代の違いは 再熱除湿>冷房>弱冷房除湿 の順です。
利用シーンにあわせて使い分けることで電気代の節約や快適さに繋がります。

 

●冷房中も換気は止めない

換気を併用することで室内の空気循環が向上し、エアコンの冷房効率が
上がることで電気代の節約につながります。

 

室外機廻りの風通しをよくする。

室外機の網についたゴミやホコリはほうきで掃きとりましょう。
室外機の周りを囲ってしまうと廃熱効率が下がってしまうので
周辺にモノを置く事はやめましょう。

 

●扇風機、サーキュレーターを併用する。

エアコンの風向きは水平にし、扇風機やサーキュレーターを上に向けて
運転させれば室温の偏りが無くなり、極端にエアコンの温度を下げる
必要が無くなり、電気代の節約につながります。

 

フィルター掃除は最低2週間に一回はやろう。

これだけでも夏の電気代の4%程の節約につながります。結露による
カビの繁殖も抑えられるのでまめに掃除することをお勧めします。

 

●現在のエアコンは15年前のものより年間2万円以上電気代が安くつく

最近のエアコンは節電にも力を入れており、検証によりこのような結果が
出ています。古いエアコンは新しいものと交換することで電気代が
大幅に下がりますよ。

 

 

使い方を誤れば、「冷房病」などで体調を崩してしまいますが、

使うことを敬遠して「熱中症」になれば本末転倒、何のためのエアコンかとなります。

上手に付き合い、快適に夏を過ごしましょう。